2012年1月12日木曜日

J.L.ボルヘス『詩という仕事について』岩波文庫 Jorge Luis Borges, This Craft of Verse

ボルヘスは、自分の事を、詩人や小説家ではなく、本質的には、読書であると語る。自分が読んだものの方が、自分が書いたものよりも、遥かに重要であるとも。

ボルヘスが、その言葉を証明するかのように、彼が幼い頃から読んできた、様々な詩について、メモをみる事なしに、見事に暗唱しながら、彼なりのその味わいを徴収に語っている。

ボルヘスは、物語を構成するプロットには、そもそも少数しかない、あるいは必要ない。むしろ、詩人が、様々な言葉を使い、その物語を語ることの可能性を信じている。詩人は、再び創造者になると、ボルヘスは信じてるようだ。

この言葉からは、ボルヘスの作品は、そのプロットというよりは、彼が物語ろうとしているテーマ、そして、どのような言葉を使って、それを表現しようとしているか、そうしたことに注意して読むと、これまでとは違った、味わい方ができる、ということがわかる。

ボルヘスの、この講義の中で、彼がその生涯を通してつかみ取った、詩を始めとした文学の本質を、やや謙遜がちな表現を通じて、私たちに語っている。

彼の抗議を真摯に受け止めた人間は、これから読んでみようとする作品について、それが文学の本質に触れているものかどうかを、慎重に判断してから、手にすることだろう。

Borges defines himself as a reader, not a poet. He says that the books he read is much more important than he wrote.

Borges mentions that there are actually very few plots in the history of literature. He believes poets will come back as creators again by talking well know plots in future.

Borges talks us the essence of literature by his modest expression based on his experience. The persons who get seriously his talking will never read the cheap literature works ever.

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